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03/25NEW!イモトの珈琲第三弾 【コーヒーと本と音楽と。編】をUPしました!

「旅」「イモト」「コーヒー」

ー わたしだけのオリジナルコーヒーを求めて ー

【コーヒーと本と音楽と。編】

今回コーヒーを作らせていただくのは秋田県にある「Cafe 赤居文庫 -本と珈琲とインクの匂い-」。
実は3年くらい前、ロケの合間に訪れたことがある思い出のあるカフェだ。
仕事の合間に来ていることも忘れて、まったりと本やコーヒーを堪能したことをよく覚えている。ここの空間でコーヒーと過ごす時間がすごく素敵で、必ずまた訪れたいと思っていたのだ。

そんな思い入れのある赤居文庫さんとの新たなブレンド開発のため、再び秋田県にやってきた!

今回コーヒーを作らせていただくのは秋田県にある「Cafe 赤居文庫 -本と珈琲とインクの匂い-」。

実は3年くらい前、ロケの合間に訪れたことがある思い出のあるカフェだ。
仕事の合間に来ていることも忘れて、まったりと本やコーヒーを堪能したことをよく覚えている。ここの空間とコーヒーと過ごす時間がすごく素敵で、必ずまた訪れたいと思っていたのだ。

そんな思い入れのある赤居文庫さんとの新たなブレンド開発のため、再び秋田県にやってきた!

これまでの「イモトの珈琲」での、豆の焙煎度や配合にこだわる開発はもちろんだが、今回はそれにわたしなりの趣向を加え、「この本にはこのコーヒーが合うよね」とか、「この曲を聴きながらこのコーヒーを飲みたいよね」とか、そんな「コーヒーと何か」をテーマに一味違うコーヒーを作りたいと思う。

これまでの「イモトの珈琲」での、豆の焙煎度や配合にこだわる開発はもちろんだが、今回はそれにわたしなりの趣向を加え、「この本にはこのコーヒーが合うよね」とか、「この曲を聴きながらこのコーヒーを飲みたいよね」とか、そんな「コーヒーと何か」をテーマに一味違うコーヒーを作りたいと思う。

お店に入ると店長の小林さんとスタッフの石山さんのお2人が出迎えてくれた。
4年前にお店ができた時から一緒だそうで、仲良さそうな雰囲気がいいなあ。

そしてなんといってもこの素敵空間。

焙煎機から漂うコーヒーのいい香りと心地よい音楽、そして本の独特の匂いに包まれる。
アンティークな空間に一歩足を踏み入れると、非日常な雰囲気でありながらも懐かしいような、ほっとするようなそんな気持ちにもなる。
はあ~~、渋かっこいいなあ。
最近古いものにハマっているので、この赤居文庫さんのアンティークな雰囲気がやっぱり好きだなあ。

赤居文庫のこだわりポイント

① 1,000冊以上の
こだわりの詰まった本たち

テーブル一つ一つに異なるテーマの本を置いており、「宇宙」「数学」「落語」などさまざまな本が楽しめます。また、今月おすすめの本のコーナーや、芥川賞や直木賞受賞作品のコーナーがあります。芥川賞直木賞コーナーの本は50円で貸し出しており、売上は「絵本を届ける運動」へ寄付しています。

② 時を止めるほどの優しい空間

店内の壁にはたくさんの時計がかかっているのですが、実際に動いている時計は一つだけなんです。
訪れた人たちに、時間を忘れて読書とコーヒーを楽しんでほしいという想いをこめています。振り子時計のボーンという優しい音色にも癒やされます。

また、店内には心地よいクラシック音楽が流れています。クラシックは、耳馴染みがよくお客様の会話の妨げにもならず、読書を楽しむ人達も集中できる。そんなこだわりでお店のBGMに選んでいます。

③ 充分すぎるほどの
アンティーク空間

お店の入口には趣のある引き戸があり、店内には、アンティークな家具やインテリアの数々を並べています。フランスの蚤の市で購入したアンティークミルや、どこか昭和レトロな雰囲気を醸し出しているお菓子の缶など、店内の細部まですべて“アンティーク”にこだわっています。

細かな気配りに溢れた空間がつくる味わい

訪れたお客様一人ひとりに特別な空間を作ることを大切にしている、赤居文庫さん。
なるほど、この空間がより一層コーヒーを美味しくしてくれるわけだ。

そんな赤居文庫さんと作る今回のコーヒーのテーマは、「本」と「音楽」だ。

もちろん、赤居文庫さんの豆は全てスペシャリティーコーヒーのみを仕入れているので、良質な豆を鮮度よくお届けすることができて、それをカフェのスタッフさん達が焙煎後必ず、丁寧にハンドピックを行い、厳選した豆達だけを残しているそうです。

コーヒーと「本」と。

コーヒーと本ってすごく相性がいいと思う。
わたしも普段喫茶店に行くときは、なにかしらの読み物を持って入るのだが、赤居文庫さんは様々なジャンルの本たちが所狭しと並んでおり、時間を忘れてコーヒーと読書が楽しめる。今回コーヒーづくりのために選んだ、わたし的推し本は、松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』だ。

この本のストーリーをイメージしたコーヒーを、作らせてもらうことに・・・!

コーヒー×『エッセイストのように生きる』

コーヒー×

『エッセイストのように生きる』

松浦弥太郎さんのエッセイが昔から大好きで、中でもこの『エッセイストのように生きる』はとても素敵な作品だ。

マイナスな感情になったときも、「なんでわたしこんな怒っちゃったんだろう?」とか「なんでこんなに悲しくなったんだろう?」と自分の気持ちに素直に向き合えて解決できる。

そんな“書くこと=自分を知ること”というエッセイスト的生き方が、自分の助けになるんだと気づかせてくれた1冊だ。

そしてこの本をイメージして試したのは、浅煎りのグァテマラ「ゲイシャ」と浅煎りのエチオピアのブレンドだ。
悩んだり行き詰まった時に、心を軽くしてくれるような一杯を作りたかったので、それぞれ違った軽やかさを持った豆をブレンドしてもらった。

びっくりするほど軽やかな気分に

飲んでみて、びっくりした。
なんだこれは!こんな軽やかなコーヒーがあるのか。

そしてこの酸味はまた独特なウマさだぞ。

すっごく軽やかだけど、シャキっとした酸味が口に自然に広がっていく。

そしてね、世界のゲイシャですよ。
と言っても実は今まで飲んだことがなくて。
有名だから名前は聞いたことがあったけど、なかなかお目にかかれなかった逸品である。
後味に感じる上品な酸味はこのゲイシャが引き出してくれているそうだ。

これがゲイシャかあ。
「イモトの珈琲」にゲイシャを入れちゃうなんて。

店長の小林さんも、ゲイシャをきっかけに浅煎りコーヒーが好きになったのだとか。
最近、浅煎り好きの仲間入りをしたばかりのわたしとしては、親近感を感じちゃうなあ。

ということで、一つ目のコーヒーはこの酸味が特徴のゲイシャ×エチオピアのコーヒーに決定!

Do You Know ゲイシャ?

ー 柑橘系浅煎りゲイシャブレンド ー

グァテマラ×エチオピア 特製ブレンド

Do You Know ゲイシャ?

柑橘系浅煎り
ゲイシャブレンド

グァテマラ×エチオピア 特製ブレンド

柑橘系浅煎り
ゲイシャブレンド

落ち着いたときに何度も読み返したくなる『エッセイストのように生きる』をイメージした「何度も飲みたくなるコーヒー」だ。
松浦さんのエッセイを読むと、“肩の力を抜いても良いんだな”という気持ちになるが、このコーヒーもまた、そんな背中を押してくれるような味がする。

スッキリとした酸味とフルーティーで軽やかな味わいは、本のページをめくりながら少しずつ大切に味わって、冷めたときも変わらない美味しさを届けてくれる。

紅茶のような味わいでもあり、コーヒーが苦手な方にもおすすめできそうだ。

赤居文庫さんの評価

「ゲイシャ」はエチオピアのゲシャという村で発見されたことから、エチオピア原産と言われています。
そしてケニアにゲイシャの種子が渡り、コスタリカ、パナマなど中南米に広がり栽培されています。
2004年にパナマで開催された国際品評会「ベスト・オブ・パナマ」に出品した際に、高い評価を受けたことから、スペシャリティコーヒーとしてその名を世界に轟かせるように。
栽培が難しいことから生産量が少なく希少価値の高い豆で、市場価格も高い人気の品種。

コーヒーと「音楽」と。

つづいては、「音楽」をテーマにしたコーヒーだ。

わたしは、安室奈美恵さんのファンだ。
そんなわたしが愛してやまない安室さんの曲『Do It For Love』。
この曲をイメージしたコーヒーを作りたいと思う。

コーヒー×『Do It For Love』

ちなみにこの曲は、安室さんの引退宣言後に発売された曲で、その名のとおり、ほんとに愛にあふれている曲なのだ。

あ、コーヒーを飲む前に、少しだけ語らせてください(笑)

アップテンポで盛り上がるのだが、ライブではみんな涙なしには聴けないような曲なのだ。

安室さんの“愛に生きる”っていう強い想いがこの曲からひしひしと伝わってくるから。
引退はすごく悲しいことなんだけど、この曲を聴くと前に進もう!って勇気づけられるんだよなあ。

しつこいようだけど、愛なんですよ、ほんとに。
なんか熱く語っちゃってすみません(笑)

安室さんのことを話すと自然と笑顔になっちゃうんだよなあ。

一口飲んで、衝撃。

なんてストロングなんだ!!

やってやるぞ!っていうときに気持ちを切り替えてくれるような芯のある味わいだ。
いや、これは曲とめちゃくちゃ合っているかもしれない。

安室さんの凛とした芯の強さがすごく現れている気がする。
強くありつつも飲んでいくとまろやかさもあり、優しい。
これぞ安室さんって感じだ。

「芯」の味を感じてください

ー ガツンと感じて心に響く深煎り珈琲 ー

インドネシア×エルサルバドル特製ブレンド

「芯」の味を感じてください

ガツンと感じて心に響く
深煎り珈琲

インドネシア×エルサルバドル特製ブレンド

ガツンと感じて心に響く
深煎り珈琲

そんな安室奈美恵さんの『Do It For Love』をイメージして作ったコーヒーがこちら。

体の中にガツンとくる強い気持ちを混在させるかのように、パンチのある深煎りのマンデリンとエルサルバドルの豆に、優しさを感じさせるようなまろやかさを持つ中煎りのブラジルの豆をブレンドしたコーヒーだ。

赤居文庫さんの評価

エルサルバドルの豆は、重厚感のあるボディながらも、ふわっとしたやわらかな酸味も感じられるバランスの良いコーヒーだそうだ。
力強いマンデリンとブレンドしても、ちゃんと両者が魅力を引き立て合っている。
ブレンドのベースとして使われることの多いブラジルの豆は、控えめだけどこの個性の強い豆たちをどっしりと支えてくれている、影の立役者といった印象だ。
力強さと優しさを兼ね備えた、なんとも多彩なコーヒーである。

一つ目の酸味の強いコーヒーとは違って、ガツンとした強くて深い苦味がウマいコーヒーができあがった。
極端な味ではあるが、ぜひ二つの味の違いも楽しみながら飲み比べてみてほしい。

今回も新しい「イモトの珈琲」をお届けいたします。

今回も新しい「イモトの珈琲」を
お届けいたします。

「イモトの珈琲」が再び引き合わせてくれた赤居文庫さん。

やっぱりセンスに溢れたお店だったなあ。
居心地の良い空間と、お店の方たちの優しさにまた癒されてしまった。

「コーヒー」と「本」と「音楽」と。
そんなわたしの「好き」たちがつまったブレンドができあがった。

お気に入りの音楽をかけながら、
お気に入りの本をお供に、
お気に入りのコーヒーを味わう。

なんて贅沢なひとときなのだろう。

「イモトの珈琲」が皆さんの暮らしを、ちょっぴりでも豊かにできたらいいな。