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03/25 NEW! イモトの珈琲第三弾 【コーヒーと本と音楽と。編】をUPしました!

「旅」「イモト」「コーヒー」

ー わたしだけのオリジナルコーヒーを求めて ー

【甘みのコクとまろやかさ/世界を冒険編】

実はわたしは、無類のコーヒー好き。
朝の一杯、ロケ先での一杯、育児の一瞬の休息の一杯・・・。

コーヒーを淹れる音、部屋に広がる香り、濃いめの最初のひと口・・・。
そのひとときがわたしに癒しをくれる。
豆から淹れるコーヒーは、ただおいしいだけでなく、でき上がりを待っている時間すら愛おしい。

数年前からコーヒーにすっかりハマってしまっているわたしは、至極の一杯を飲むためだけに、プライベートで山の湧水を汲みに行って、ガスバーナーで沸かし、持参した豆と湧水でコーヒーを淹れてみたり。そんな自分も、コーヒーも結構好きなのである。

中でも、ネパールのマナスル山5,000mのベースキャンプで景観を眺めながら飲んだコーヒーは最高の一杯だった。

そんなこんなでコーヒーは、ズボラだけど丁寧な暮らしに憧れるわたしのルーティーンにしっかり組み込まれ、ときにはこだわりの淹れ方で自己肯定感も高めたりしている大好きなマストアイテムなのだ。

アサコさんにもらったマグで

お取り寄せしてみたり、コーヒー好きの友人に紹介してもらったり、コーヒー好きの海外コーディネーターから頂いたり、様々な形で楽しみつつも、わたしがずっとずっと密かにやってみたかったこと・・・それは

『わたし好みのこだわりのコーヒーの開発』

です。

本格的なコーヒー好きの方に比べたら、わたしが開発なんておこがましい。
そう思っていたけれど、ついに!
そんな想いを喜んでご一緒してくれそうなステキなコーヒー屋さんと出会えたのです。

奈良県今井町で出会った
ステキなコーヒー屋さん

訪れたのは、時の流れを錯覚するような情緒溢れる今井町の一角にご夫婦で営む「珈琲の富田屋」さん。

出会った瞬間にいい人!って思っちゃうお人柄!!

あたたかく、柔らかいお二人が焙煎するコーヒーは「おいしいコーヒーを届けたい」というこだわりに溢れていました。

ご紹介
珈琲の“富田屋”のこだわり
ハンドピック

良い豆を徹底的に選定するために焙煎前・焙煎後に2回のハンドピック(悪い豆や異物を手で取り除く作業)を行っています。丁寧に丁寧に時間をかけて美味しい豆を選定しています。

おいしいコーヒーは鮮度が大事。

焙煎後のコーヒーは、時間が経つと香りが抜けてしまう為、富田屋ではご注文を頂いてから焙煎を行い、美味しいコーヒーを皆さんにお届けします。

辿り着いたわたし好みのコーヒー

こだわり抜いた富田屋さんの製法で、わたし好みのコーヒーを作りたい!
というのが今回の目的ですが、まずは肝となる豆の選定です。

これまでにわたしが旅した国などにちなんだ稀有な豆を世界から取り寄せて頂いて、事前に試飲を重ねて、この日の最終選考に残ったのがニカラグア、イエメン、エチオピア、ネパール、フィリピンの希少なお豆さんたち。
それらの豆を、中深煎り、深煎りなど色々と組み合わせて試飲してみました。

深煎り、中深煎り・・・。
優しい味、シャキッとした味、パンチのある味・・・。
理想の味を追求して飲み続けました。

正直どれもほしいと思ってしまうくらい深みのある美味しいコーヒー。すっごく悩んだ。

が、やっぱりこれ。という2種類に決めました!

今日も良き1日になりますように

甘いコクとまろやかさ。
結局これに落ち着くのです

ネパール×ニカラグア 特製ブレンド

今回選んだのはネパール豆。

ネパールといえば、いろんな思いが込み上げてくる国。
そんなネパールの豆は試してみたい一品でした。

一言でいうと、酸味が少なくほんのり甘いまろやかな味。


バランス感がしっくりきたニカラグアの豆をブレンドすることで、口当たりの良い味わいの中に、しっかりしたネパール豆の甘さが広がり、ほんのりと苦みも残るわたし的ベストバランス「結局こういうの毎日飲みたいよなー」と落ち着けるコーヒーができました!

ネパールのコーヒー農園
豆知識

ネパールのコーヒー豆は、流通量も世界で0.05%と少なく、日本でお目にかかることは滅多に無い。コーヒー農園は標高1,200m以上の高地な場所に作られており、日中は太陽の光で温かく、夜は冷え込みます。朝晩の寒暖差が大きく、コーヒーの実はゆっくりゆっくりと成熟します。完熟した果実だけを選択して人の目と手で摘み取ることにより、しっかりとした甘さを感じることができるのです。

産地は気温が低く乾燥しにくいのですが、生豆の乾燥には乾燥棚を作り、水分値計で水分値を管理するなどの工夫をして丁寧に乾燥しています。このような条件が重なって、薫り高く、見た目も味も綺麗で良質なコーヒーを栽培することができるのです。

一粒一粒丁寧に栽培されたコーヒー豆だと思うと、より一層貴重なコーヒーに見えてきますね。

心地よい甘さを感じさせてくれる、毎日ホッと飲みたくなる本当においしいコーヒー。

その安心感は、自然の中で山や滝など素敵な景観を眺めながら飲むのにすごくぴったりだと思います。

このコーヒーによって、キャンプやアウトドアがより一層楽しくなればいいなぁ。
珈琲の富田屋さん評価

世界は広い、冒険ブレンド

珈琲通を唸らせる芳しい
未知の香りと味わい。

イエメン×ニカラグア特製ブレンド

今回お届けするイエメンのコーヒー豆は、いま世界のスペシャリティコーヒー業界で脚光を浴びている超希少種。入手困難と言われており、日本での流通量もかなり少なく、貴重な極上コーヒーと言われているそうです。

コーヒーに詳しい方の間では、「とても高い!」「すぐ売り切れで買えない」というレアな豆らしい。 さらに、今回の豆は、イエメンでおそらく初めて特別な発酵工程を実施したガーリブさんの農園で仕入れた豆だそう。

一体、どんな味なの?と飲んだところぶっ飛びました。

その味わいはまさに衝撃。
一口含むと凄まじい芳醇な香りが広がるではないか。まさにアドベンチャー。

酸味はなく口残りはまろやかであっさりしている。

わたしなりに色々と飲んできましたが、とにかくこれは刺激的なコーヒー体験。

香りの秘密は発酵製法!?
豆知識

特別な発酵工程とは、アナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)というコーヒーの実を収穫後すぐに密閉タンクに詰め込み、無酸素状態で48時間発酵させるという方法。無酸素状態で活躍する微生物による独特な発酵によってちょっとクセのある風味が醸し出されます。
その後、2週間以上天日乾燥するナチュラル精製(好気性発酵)を行います。
嫌気性発酵と好気性発酵。2度の違った発酵アプローチで生み出される、コーヒーとは思えないほどの果実味と発酵感により、ワインやシナモンと表現されるほどの独特のフレーバーが産み出されます。

そしてこちらも甘味と後味のほろ苦さのバランスが取れたニカラグアのコーヒーと組み合わせてみると、味のインパクトはそのままなのにとても飲みやすい。

希少な豆と、特別な製法で驚きのフレーバーを。
世界は広いな〜と芳しい香りとともに感じて頂けるコーヒーになったと思います。

珈琲の富田屋さん評価

イモトの珈琲、
少量販売させて頂きます。

珈琲の富田屋さん評価

富田屋さんと作った2種類のコーヒー。少量ですが限定販売を行います。

今回、わたしのわがままを楽しみながら、「イモトの珈琲」を実現してくださった富田屋さんには、心から感謝しています。
そして、わたしの主観で好みのままに作ったこのコーヒーをぜひ皆さんにも味わって頂きたいです。

そんな想いで、鮮度が保てる状態の限定数のみになりますが、楽しんで頂けたらと思います!!
感想など聞かせてもらえるとうれしいです。


わたしの追い求めた飲みたいコーヒー。

旅先でほっと安心できる

日常が旅になる

そんな素敵なコーヒーができました。

ぜひ、皆さんの心に「イモトの珈琲」が寄り添えたらいいなぁ。